「友人への贈り物に、おしゃれな絵本を見つけたい」
「インテリアとしても飾れるおしゃれな絵本が欲しい」
「大人でも感動する絵本を読みたい」
そんな素敵な絵本をお探しではないですか？
絵本はいまや子供のためだけのものではありません。
緻密な絵柄や、アートな仕掛け、もちろん感動的なストーリーのものまで・・・
自分用にも、大切な誰かへのプレゼントとしても、きっとぴったりな一冊が見つかります。
コスメやスイーツ、アクセサリーも素敵なプレゼントですが、たまにはおしゃれな絵本を贈ってみませんか？
1. 絵本をプレゼントにおすすめする理由
ここでは絵本をプレゼントにおすすめする理由についてお伝えします。
なぜプレゼントに最適なのかを知ることで、大人に対して贈る時にも自信を持って渡すことができますよ。
絵本がプレゼントにおすすめな理由は、「癒し効果」があって、「保管もしやすい」からです。
「絵本セラピー」という言葉をご存じですか？
絵本にはリラックス効果や癒し効果があることで近年注目を集めています。森慶子氏の研究論文「絵本の読み聞かせの教育的効果の研究ーNIRSによる脳反応の解析と学校における実践の質的分析を中心にー」(2017年)では、音楽を聞くのと同等の効果があると論じられています。
デジタルに囲まれて、日々忙しく働いている大人にこそ、絵本の癒す力を存分に味わって一息ついてもらいたいですね。
保管のしやすさもおすすめするポイントです。
絵本は、可愛らしいものから美しい絵柄、アートな仕掛けのものまで無数にあります。
基本的に薄い作りですが、しっかりとした表紙になっているので、嵩張らず、ポスターのように飾って保管することができます。場所を選ばずに好きなところに飾れるのもプレゼントとしておすすめポイントです。
絵本を選ぶ時には、大切な人を思い浮かべながら表紙を眺めてください。
「これ、あの人っぽいな」
「なんだかこのキャラクター、あの人みたい」
「この絵本、あの人に読んでほしいな」
きっとそんな出会いがあります。
絵本は、保管がしやすいのに癒し効果も発揮してくれる素敵なアイテムです。
ぜひプレゼント候補にしてみてくださいね。
今回、5つのジャンルでおすすめをピックアップしたので、まずはここから手にとってみてはいかがでしょうか？
2. 飾ってもおしゃれな絵本３選
おしゃれな表紙の絵本はポスターのように飾って保管ができます。
絵本はその名の通り、文よりも絵が主体になります。このために絵や装丁にこだわって作られています。可愛らしいものからポップなもの、デザイン性に富んだおしゃれなものまでさまざまです。
贈る相手の雰囲気や、部屋のインテリアに合わせて飾ってもらいたいおしゃれな1冊が必ずありますよ。
やわらかい色合いで描かれたイラストがとても可愛らしい絵本です。
イラストはロゴやポスター、カットなどのイラストを描いているobaさんが担当しています。
この本はインディアンのティーチングストーリーを題材にしています。ティーチングストーリーとは生きることを、教えるお話のことです。シンプルながら、内容についても考えさせられます。
飾っておきながら、表紙のロバを見るたびに、今日も一生懸命に生きようという気持ちになる絵本です。
翻訳できない世界のことば
パッチワークのようなデザインと手書き文字のフォントがおしゃれな表紙の絵本です。
さまざまな国に住んだ経験がある著者のエラ・フランシス・サンダース氏による言葉の絵本です。
ひとことでは訳せない、世界のユニークな単語が著者によるおしゃれなイラストと共に紹介されています。上手く言い表せなかった気持ちや感情にしっくりくる言葉と出会えるかもしれませんね。
贈る相手と一緒に読むのもおすすめです。
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星をつるよる
MOE絵本屋さん大賞2023第５位の絵本です。
韓国の新進絵本作家キム・サングン氏の作品で、ゴールドと光をぼんやりと表現した色遣いがとてもキュンとする表紙です。
本編でも夜の暗さと星や月の光の表現の対比が綺麗で、枕元に飾っておいて、何度も読み返したくなる絵本です。
お気に入りのイラストやデザインの絵本は、どこにだって飾りたくなりますよね。
私は「星をつるよる」を枕元に飾っています。なんとなく心が落ち着かない夜にはスマホをおいて「星をつるよる」を読みます。なんだかほっとして穏やかな気持ちになれるんですよ。
3. アートな仕掛けの絵本3選
ここではアートな仕掛けの絵本を3つ紹介します。
絵本は読むだけではなく、芸術作品として楽しむことができるのも魅力の一つです。
飛び出す仕掛けや、イラストが変化する仕掛け、絵本の作りが仕掛けになっているなど、仕掛けの種類もさまざまです。大人も楽しめる芸術作品です。
芸術作品としての絵本を贈り物に選ぶのもおしゃれですよね！
UN DEUX
ページが左右に別れていて、交互にめくっていく珍しい作りになっています。
どこかレトロな画風も素敵ですよね。イラストを担当する渡邉良重氏は、企業やブランド、製品などのアートディレクションなど幅広く活躍されています。スイーツ専門店のAUDREYのアートディレクションも担当しました。後ろ姿の少女が印象的な看板やパッケージをみたことがある人も多いのではないでしょうか？
女の子のアンニュイな表情と、詩的な自叙伝のような文がマッチしていて世界観に引き込まれます。
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Alice in Wonderland
ストーリーを楽しみながら、絵本をアートに仕上げていく楽しさがある仕掛け絵本です。
CARLTON BOOKSから発売されたこちらの絵本は、イラストの余白が切り取れるようになっています。完成すると、絵が浮かび上がっているような状態になります。
読むだけではなく、仕上げていく絵本は珍しくてプレゼントにオススメです。完成したら、少し開いて飾っても素敵ですね。
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MY Cup of Artー芸術であそぼうー
自分の作品を絵本の中の作品として並べることができる仕掛け絵本です。
飛び出す仕掛けや、タブを引っ張ってイラストに変化を出す仕掛けが詰まった絵本です。ゴッホやピカソ、草間彌生など著名な芸術家の作品をもとにして、カップをアートに仕立てています。読むというよりも、鑑賞する絵本です。
最後のページには自分のアートワークしたカップを飾れるようになっています。
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読むのが苦手な人にとっては、鑑賞する芸術作品としての絵本がおすすめです！
飛び出す仕掛けのものは、気に入っている仕掛けのページを開いて飾るのもおしゃれですよね。
4. 感動する絵本3選
ここでは感動する絵本を3つ紹介します。
大人だからこそ、感動する内容になっている絵本って実はたくさんあるんですよ。
大切なひとを思う内容もあれば、頑張っている自分を思う内容もあります。いろいろな経験をしてきたからこそ絵本のストーリーと自分とを重ね合わせて感動するのでしょう。
絵本で感動した余韻は心が温かくなります。絵本の癒し効果をぜひ味わってくださいね。
おじいちゃんがおばけになったわけ
大好きな人との時間を大切にしようと思える絵本です。
大好きなじいじのおばけと、孫のエリックのお話です。じいじの「わすれもの」を二人で探しながら、思い出を辿っていきます。
最後の展開には胸がぎゅっとなって、亡くなった大切な人たちへ思いを馳せたり、大好きな人たちに会いたくなります。
なんにもできなかったとり
優しいイラストで描かれたとりに励まされるお話です。
みんなができることが上手くできない不器用なとりが、自分にできることを見つけてやり遂げるお話です。一生懸命にやっていても、他の人よりも上手くできなくって無力感を感じることって、誰しも経験したことがあると思います。主人公のとりに、つい自分を重ねて読んでしまいます。
自分に自信が無くなったり、上手くいかないことが続いたりしたとき、ぜひ手にとってほしい一冊です。
くまのプーさん ささやかだけど 大切にすること
読み終えた時に、「明日も頑張ろう」とすっと思える一冊です。
ストーリーと共に、人生の考え方やアドバイスが添えられている絵本です。プーさんと仲間たちのほのぼのとしたやりとりを見ているうちに、アドバイスがすっと心に入ってきます。
肩肘張らずに、明日も頑張ろうと思える心強い一冊です。
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感情が動くと余韻が生まれます。その余韻の時間こそが、絵本の癒し効果が最大限に味わえる時間でもあります。
大人になってからしんどいことや辛いことがあった時こそ絵本を手にとって、癒しの時間にしてみてはいかがでしょうか？
5. 元気が出る絵本3選
ここでは元気が出る絵本を3つ紹介します。
コミカルな展開の絵本はクスッと笑えて元気が湧いてきますよ。
わかりやすいストーリーで、簡潔にまとまっている絵本は手軽に読めて疲れている時でも元気のチャージをしやすくおすすめです。
自然と笑顔と元気が湧いてくる絵本を贈り物にしてみませんか？
おもいついたらそのときに！
タイトル通り、「おもいついたらそのときに」行動しようとパワーが湧いてくる絵本です。
「ぐるんぱのようちえん」の作者西内ミナミさんの作品です。自己肯定感とバイタリティに満ちたおばあさんが、おもいついたら即行動に移すお話です。あれもこれもと行動するおばあさんに、クスッと笑ってしまいます。
ついつい「後でやろう」「時間ができたらやろう」と思ってしまう大人に読んでほしい絵本です。
おてんばルル
もっと自分に正直に生きてもいいかもな、と励まされる絵本です。
イヴ・サンローランの絵本です。こんな子いたら絶対近寄りたくないけれど、自分に正直に、誰よりも自分自身を愛しているルルを見ていると元気が湧いてきます。
ストーリーはツッコミどころ満載ですが、気づくと笑って読んでいますよ。自分を励ましたいときに何度も手に取りたくなる一冊です。
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ザガズー
子育てって大変というけど、子ども側だって大変なんだね、と励まされる絵本です。
幸せな夫婦のもとにザガズーという名のちっちゃなピンクの可愛いいきものがやってきます。ザガズーは成長するにつれてさまざまな生き物に変身していきます。子どもの育つ過程がコミカルに表現されていて、子育て中の人は共感の嵐だと思います。
大人が子どもを育てる苦労と、子どもが自分で育っていく苦労がわかり、励まされます。
絵本を読むことで笑顔がこぼれ、元気が湧いてきます。お気に入りの元気になれる一冊をぜひ飾ってみてくださいね。
6. 語り継ぎたい名作3選
ここでは語り継ぎたい名作を3つ紹介します。
普遍的な人気を誇る作品は、誰にとっても心にのこるストーリーです。
絵本にも、世代を超えて愛される作品が数多くあります。教科書に採用されている作品だったり、口コミで広まったものもありますね。大人にとっては、自分の子どもの頃に触れている作品に「懐かしさ」や「思い出」を感じる人も多いでしょう。
子どもの頃に触れていても、手元にその絵本がある人は少ないと思います。
懐かしい絵本をプレゼントに贈るのも素敵だと思いませんか？
花のき村と盗人たち
「ごんぎつね」で知られる新美南吉の名作です。
平和な「花のき村」に盗人とその弟子たちがやってきたところからお話が始まります。盗人が盗人になってしまったワケや、その心を和らげた花のき村の人たちの心の穏やかさが心に沁みます。
子どもの頃に読んだ印象とは変わって感じる部分があるので、ぜひ大人になってからも読みたいお話です。
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絵本ナビ
ひさの星
岩崎ちひろさんの絵がお話の雰囲気とマッチしている名作です。
秋田の北のはずれに住んでいた無口な心優しい女の子「ひさ」のお話です。方言混じりの語り口調で、昔話を聞いている気分になります。道徳教材にも選ばれている作品で、心優しいひさの行動に胸を打たれつつも、大人はどうあるべきだったのかを考えさせられます。
おしいれのぼうけん
1974年の刊行以来多くの人に読み継がれてきた、累計240万部にも及ぶ名作です。
「懐かしい」と感じる人も多いのではないでしょうか？鉛筆と画用紙で描かれたさとし君とあきら君の冒険劇は勢いが良く、80ページに渡っていても大人も楽しく最後まで一気に読めてしまいます。冒険を通して成長する二人がとても逞しいです。
7. まとめ
いかがでしたか？
絵本は無数に存在します。選ぶときは迷ってしまうかもしれませんが、中身を吟味しても良し！ジャケ買いしても良し！です。無数にある中で「これは・・」と惹きつけられる絵本が必ずあります。
惹きつけられた絵本は、何度見ても、何年経ってから見てもきゅんとする心に残る一冊になりますよ。
この記事では、
・絵本をプレゼントにおすすめする理由
・飾ってもおしゃれな絵本
・アートな仕掛けの絵本
・感動する絵本
・元気が出る絵本
・語り継ぎたい名作
について紹介しました。
大切な誰かにとっての、そんな一冊にしてもらえたら素敵ですよね。
あなたのセンスが光る一冊をぜひプレゼントに選んでみてくださいね。
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